岡部淳史 個展 「Artificial view」/ KUNST ARZT

本学 版画卒業生の岡部淳史さんの個展のお知らせです。

岡部淳史 個展 「Artificial view」
OKABE Atsushi solo exhibition

2014年6月17日(火)から22日(日)
12:00から19:00 (最終日17:00まで)

KUNST ARZT

e-mail kunstarzt@gmail.com

605-0033 京都市東山区夷町155-7

155-7 Ebisu-cho,Higashiyama-ku,Kyoto,Japan 605-0033

tel 090-9697-3786

以下、サイトより。

KUNST ARZT では、岡部淳史の初個展を開催します。
岡部淳史は、美しいミニマルな写真表現を通して、
鑑賞者の既視感を揺さぶるアーティストです。
カメラの露光や絞り、ズームなどをいじっている際に、
偶然表現のヒントを掴み展開した連作「CUBE(2013)」では、
ルービックキューブの色面が光の粒子のように画面いっぱいに拡散し、
テクノのようなリズムを生み、どこにもない表現を獲得しました。
その手法を用いて、植物園の植物や漫画雑誌など被写体の幅を広げ、
岡部独自の美学を深めています。ご注目頂ければ幸いです。
(KUNST ARZT 岡本光博)

アーティスト・ステートメント

例えば、植物園の植物には、自然環境に生える植物とは、
明らかに違った視点が付け加えられている。
それは、博物館施設としての類型的な視点だ。
その視点に基づいて、植物園の植物たちは、
ある時は種類別に分けられ、またある時は、規則的に並べられる。
そこには、ありのままの自然とは異なる
「人為的に造られた景色」が広がっているように思う。
一定のルールに基づいて形成されたそれらの景色を拝借し、
さらに多重露光を施すことによって、
「もう一つの人造的な景色」が現れることを期待している。

http://kunstarzt.com/exhibition/Artist/074OKABEAtsushi/OKABEAtsushi.htm