《 アクワチント メゾチント 》

《 アクワチント メゾチント 》

銅版3回生課題は アクワチントによるメゾチント作品制作。

25〜30分の深い腐食(2回に分けます)をして真っ黒な版を作り、バニッシャー等で絵を描いていきます。

メゾチントの白から黒のトーンの調子を再現するにはコツがあります。
それはインクの硬さ。
作家によって好みはありますが、岸中先生はインクにダイヤモンドブラック(顔料)を混ぜて硬くするそうです。

シャルボネのインクにダイヤモンドブラックを混ぜ、プレートオイルまたはサクラのチューブインクで柔らかさを調節します。
写真のようにねばっとくっつくくらいの硬さが目安です。

下絵は黒ケントに白色鉛筆で描いています。
さて、どんな作品が出来上がるのか楽しみですね!